抜型について

当社が主力とするレーザー加工は、べニア板を抜いた抜型の作成です。実は抜型は、みなさんが普段の生活を送る上で何気なく触れている技術なんです。でも、抜型がどういうものなのか、よくわからないのが実情ではないでしょうか。そこで、ここでは抜型とは何なのか、ご紹介します。

デジタル図面の作成

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レーザー加工を自動化するために、加工する形状の図面を作成します。デジタル図面さえ作成できれば、その通りに自動的にレーザー加工ができるのです。
当社では、最新式のレーザー加工機があるので、どんな複雑な形状でも、図面さえ作成できればカッティングすることができます。

STEP
1

レーザーカッティング

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デジタル図面を、レーザー加工機にインプットし、いよいよカッティングの開始です。レーザー加工は、高性能機械さえあれば品質が高いというわけでありません。長年培った経験が加工精度を左右するのです。実際にお客様からは、正確な垂直度の実現および指示通りの切断幅での加工ができる会社は他にないという声を数多くいただいています。

STEP
2

抜型の完成

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抜型が完成しました。この抜型を、どのように利用するのでしょうか。
それは、抜いた隙間に刃を差し込むことで実現します。刃を差し込んだ抜型の上に、加工したい紙を乗せて、プレスすることで、抜型通りに裁断することができるというわけです。

STEP
3

抜型を使って箱を裁断

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実際に、抜型を使って箱を裁断したら、こんな形になりました。
繰り返しになりますが、当社ではどんな形であっても抜型を作成できますので、複雑な形状の箱であっても大量生産が可能となるのです。
それでは、この箱を組み立てるとどうなるのでしょうか。

STEP
4

箱の組み立て

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箱を組み立てると、曲線美を生かした個性的な箱が出来上がりました。
化粧品やお菓子の箱は、他社製品と差別化し個性を打ち出すために、複雑化する傾向にあります。当社では、複雑な形状であっても対応できますので、どんなことでもお気兼ねなくご相談ください。

STEP
5

保有設備

当社がもつレーザー加工に関する匠の技を最大限に発揮する設備です。ここでは、当社自慢の設備についてご紹介します。

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Cutlite Penta社 LTF2015

イタリアに拠点をおく、Cutlite Penta社のレーザー加工機です。オンボードの無線周波数CO2レーザー光源が搭載されており、レーザーパワーの位置ずれや損失を最小限に抑えることができます。
LTF2015は、抜型用のべニア板だけではなく、紙やアクリルについても加工することができます。

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澁谷工業社 超精密炭酸ガスレーザ加工機

最小穴開けφ1.0mmの微細加工を実現した超精密炭酸ガスレーザ加工機です。半導体業界のステンシルマスク加工や樹脂シート加工など、薄板の微細加工や、セラミックスのスクライブ加工等に幅広く対応します。
ちょっと年季が入っていますが、まだまだ現役。当社の匠の技を最大限に発揮し、高精度の抜型加工を実現するために活躍中です。